婚活がうまくいかなくてお悩みの方をサポートするブログ

「顔」が良くないと結婚できない？なんてことはありませんのでご安心ください。

今日は婚活にどの程度「顔」の造りが影響するのか、わたしが婚活の現場を通してみてきた真実をツラツラと書いてみます。

 

結論から言うと、顔は良いに越したことはないが、顔で勝負できない人は作戦を立てて婚活すればうまくいきます。

 

これを読んでくださっている方の中には、顔がかっこよくないから（あるいは美人じゃないから）結婚できないんじゃないかと心配になっている方も多いと思いますが、実際には「顔」で結婚の最終ジャッジをする方はほとんどいませんので、心配する必要ないですよ(^-^)。

 

（というか、世の中本気で「顔」で勝負できる人なんて、芸能人とかモデルとかほんの一握りのような気がするんですが…）

 

私は結婚相談所で働いていたのですが、興味本位の雑談の中でよく聞かれる質問の一つが、「結婚相談所って、やっぱりブサイクな人が多いんでしょ？」（ストレートな表現でごめんなさい）です。

 

第一印象で選ばれるには難しいかなって思う方でも（ごめんなさい）、結婚相談所では様々な「お相手の良いところを知る」しかけがありますので、顔だけでなくお相手の本質に触れて外見以外の部分で魅力を感じ、普通に交際が成立して、デートして、結婚しています。というかこれ普通。そもそも外見だけでお相手は選べないって言った方がいいかもしれません。

 

長らく婚活の現場を見てきましたが、うまくいかない方は「顔」が問題ではなくて、もっと他の部分が問題だな～と思われる方が多かったです。例えば、お見合いで全く自分から会話をふらないとか、服がダサいとか（オシャレにあまり興味がないのかもしれませんが…でもお見合いの日くらいは頑張って欲しいところです）、常に上からな態度とか、とにかく、初めて会ったお相手に対しての気遣いが圧倒的に足りないのと、相手の方が何かしてくれるのを待っているような…そんな感じです。

 

結婚相談所は「ブサイク」な方が集まっている？？

よく、職業柄「結婚相談所ってやっぱりモテないブサイクな人が多いんじゃない？？」と聞かれるのですが、正直に言いましょう！

 

 

 

答えはNOです。

 

 

 

美人な方も多いし、普通に皆さんのまわりにいるようなかわいい方もいますし、モデルのようなお顔の方も稀にいらっしゃいます。

 

私は、相談所でアドバイザーとして働いていた時、いわゆる顔の良い方が入会してきて、担当になると「ラッキー！」と思っていました。

 

理由は顔が良い人の紹介はめちゃくちゃ楽だから。

 

顔が良い人は、紹介を出せば、お相手はほとんどOKしてくれるので、お見合いが簡単に成立する。ほっといても、相手からも申し込みが来たりするので、とにかくラクなんです。とにかく実際に会う事ができる「お見合い」を成立させることが、アドバイザー（紹介する側）の最初のミッションですから。それに、自分の担当している会員の中でメンクイな方がいたら、そういう美人さんやイケメン君をご紹介してあげれば満足してもらえますよね？（まぁ、紹介はできてもお見合いでお断りされることはありますけど）

 

 

でもね？

 

そんな美人さんやイケメン君が、必ずしも婚活がうまくいくかといったらそうではないんですよね～。

 

 

モデル級の美人の婚活がうまくいかなかった理由

私が担当していた、顔が整った美人さんは、ほんとに「モデル？」（ではなかったけど）というようなスタイル抜群の美人だったのですが、全然うまくいきませんでした。

 

なぜかというと・・・

 

・お見合いで、自分から話題をふろうとせず、だまっている。会話の途中で明後日の方を見ている。

・ファッションが奇抜。髪は金髪に近いロングヘアーでメイク濃いめ。（いや、めちゃくちゃ美人なんです。でもオシャレすぎてオーラ強すぎて…一緒にいる人が完全に引き立て役というか）

・お相手に対する希望条件が高い。（年収1500万以上、あとはえーと・・・なんだっけかな）

 

実際には、年収1500万の人を紹介し続ける事は全く無理なので、条件外の人もたくさん紹介したのですが、お見合いした方からはことごとく断られ。お断り理由の欄に記載されていた文言はみな同じ。「自分では不釣り合いだと感じましたので。」

 

 

これで彼女はもっと相手の男性に歩み寄って、楽しい時間を過ごせるように気遣いをみせてくれたら、即交際成立だったと思うんですが、うーん。

 

 

まいう～石ちゃん似の女性が3か月で結婚を決めた理由

ちなみに、私はマネージャーをしていたこともあって、難易度の高い会員様をよく担当していたのですが、（難易度が高いというのは、色々紹介が難しい理由を兼ね備えた方という事です。）ある時、営業の方から新規の会員を引き継ぐとき、「最初に謝ります。すみません、紹介厳しい方です。千咲さん担当お願いします。話すとすごく良い方なので！」

 

え？そんな難しい方なの…？(*_*;どんな感じの方かな？と不安に思いながら初面談。会うと彼女は介護の仕事をしている頑張り屋さんで口調の優しい女性でした。ただ、見た目は「まいうー」の石ちゃんを女性にして背をちっちゃくした感じで（150センチ？くらい）化粧っけゼロのぽっちゃりさん。28歳。

 

 

 

こ・・・これは・・・確かに良い人だけど難しそうだ～～(;´Д｀)

と内心感じましたよ・・・。

 

 

 

でもね？

彼女、最初にお見合いした人と結婚したんです。( ﾟДﾟ)ドャ‼

しかも3か月で！！！

 

 

美人の彼女にかんしては、すぐに決まるだろうと思っていたので、実際はなんの対策もせず、ただ紹介相手を探して、自力で頑張ってきてね～状態だったのですが、まいう～ちゃんに対しては、めちゃくちゃ作戦を立てて、対策していました。（美人さん、結果全然うまくいかなかったので、違う面からのサポートがもっと必要でしたね、、）

 

まず、紹介を出したら紹介状の写真を見てお断りされる可能性が高いので、（失礼ですよね、ほんと。でもごめんなさい。客観的に見て、対策とらないとうまくいくものもうまくいかないので）紹介を出す相手は「写真を見ない」人を選んで紹介する。

これね、どういうことかというと、当時私の勤めていた相談所は、紹介状には写真が掲載されていなかったんですよね。ただ、どうしても顔を見て会うかどうかの返事をしたいという方は、直接店舗に来ていただいて、お見合い写真を見てもらっていたんです。まぁ、毎回写真を見に来る人もいましたし、全く見ないで全ての方にYESをする「まずは会ってから」という方もいました。

こちら側は全て把握しているので、とにかく実際に会えるように、そうやって紹介相手を厳選して出していたので、ぽつぽつお見合いも成立。

 

ただ、実際にはお見合いでお断りされてしまうことが多く。

 

 

でも、私は、彼女がお見合いでお断りされることなんて、最初から想定内（またまたごめんなさい）なので、とにかく無駄にたくさんの方とお見合いさせる事でお断りされ彼女が傷つく機会を増やすのは良くない！そうならないために短期決戦で決めないと！！と考え、紹介相手にとにかく拘りました。

 

拘りポイントは、過去の紹介履歴を分析し、「顔で判断しない傾向がある」男性を徹底的に絞り込んで紹介したんです。更に、お相手もやや紹介が難しい条件を抱えていて、なかなか紹介が出ないような人。そんな人をとにかく探しました。

 

だって、そういう方は、一つ一つの紹介に大切に向き合ってくれる方が多いので、きっと彼女とのお見合いも真摯に向き合ってくれるだろうと考えたからです。

 

実際に彼女と結婚が決まった相手は、年収がちょっと平均より低めで身長が低い男性でした。でも、仕事もしっかりしているし、優しくて気遣いもできる方。ただ、年収と身長のせいで、紹介できる方が少なかったんですよね。

 

とはいえ！実は私、内心「きっとダメだろうな…」って思ってしまっていたんです。

 

ところがどっこい！（死語ですね）

はい、電話がかかってきまして…「二人であいさつに行きたいのですが」と。

 

思いっきり「え？なんの挨拶です？（急になに？もしやクレーム？）」と聞いてしまったワタクシ。

 

 

「いや、僕たち二人でやっていこうと思いまして…成婚退会することに決めました。」

 

 

通常、会員から「二人であいさつ」と言われたら、それはもう「成婚退会」の報告なのですが、本当にそんな早くうまくいくと思っていなかったので、頭の中ですぐに結びつかなかったんですよね。

 

 

「ええーーーーーー！！！まじですか！！！！！きゃーーーー！！！！！おめでとうございます！！！！！！！！」

 

 

それはもう、ラブラブで二人で仲良く挨拶にきてくれました。

 

余談ですが、このまいうーちゃん、実は入会時はお友達（それなりに美人さん）も一緒に入会していたのですが、そのお友達も私が担当していたので、退会した後の彼女の結婚式の写真を面談の時に見せてくれたんですよね。その時に言ってましたよ。

 

「まさか、彼女が先に決まるとは思ってなかった。びっくりしてます、先越された(-_-;)」って。

 

 

ということで、婚活は『顔』が良くないと結婚できないじゃなくて、どう作戦をたてるか。

しっかりと自分のコンプレックスや弱い部分を対策して挑めばうまくいく可能性がビュンっってあがりますので。

 

あなたの『顔』を気に入ってくれる人が何百人もいなくてもいいんですよ。

とはいえ、あなたがいいなと思った人に気に入ってもらえるように、「ステキになる」努力はしてくださいね。