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結論からいいますと、全然アリです。
でも、なんだか気持ちがモヤっとしませんか?(笑)
今日はそのモヤッとした気持ちがスッキリするようなお話をしたいと思います。
私が結婚相談所に入社し、最初に「え!?どういうこと?」って思ったのが、この
複数交際のシステムです。
複数交際ってどういうこと?二股三股かけていいってこと??
そもそもそれをすすめるって…
えええー!どういうことよーーー??(; ゚Д゚)
ということで、まずは結婚相談所においての「複数交際OKシステム」について詳しく説明しますね!
(この辺の話は、結婚相談所の中身を知らない方にとっては、ワクワクする話ではないでしょうか(笑))
結婚相談所の交際のシステムについて最初にお話ししますね。
お見合いをして、「この人いいな、もう一度会ってみたいな」と思ったら、結婚相談所側に「OK(もう一度会いたい)」の返事をします。そして、相手も同じように「OK」をくれたら『交際成立』。どちらかが「NO」なら、不成立となります。
さて。
この『交際成立』って、どういうものだと思いますか?
普通の日常における出会いなら、交際しているといえば、特定の相手と恋愛関係が成立している彼氏彼女の状態。いわゆる、恋人同士を『交際している』といいますよね。
でも、
結婚相談所での『交際成立』は、「お見合いをした結果、お互いに相手ともう一度会ってみたいと思えたので、もう一度会える機会を公式にGETした」状態を指します。
結婚相談所では、紹介状(お見合い相手のプロフィールなどが記載されている)の段階では、下の名前だけが開示されているところが多く、交際成立前に個人情報を聞き出したりしてはいけないルールになっているので、『交際成立』して初めて、お相手のフルネームや連絡先を知ることができます。相談所によって開示方法は様々ですが、『交際成立』すると、相談所(もしくは本人)がお相手のフルネームや連絡先を開示して、お相手と直接連絡がとれる状態になります。
つまり!まだまだ「好き」とか、「結婚したい」とか、「つきあいたい」とか、そういうレベルまでいってない。
あくまで「良い人(気になる)だけど、この人どんな人なんだろう?もう少し会って話してみたいな」というレベルでの交際成立です。
そう、『彼氏彼女=恋人』になったわけではないんですよ~。はい。
本当は「交際成立」ではなくて、「本名と連絡先の開示」と表記した方がわかりやすいかも。
でも・・・なんか色気ないですが(^^;)
ここを、中には勘違いして、色々やらかしてしまう方がいるので、入会したときや、初めての交際成立の時は、しっかりと「交際成立は、お互いにお相手を知る期間です。あくまで連絡先を開示しただけですので、恋人同士ではないですからね~、変なコトしちゃだめですよ~…(という言い方はしませんが)」と念を押します。
つまり、結婚相談所の複数交際というのは、お見合いをした複数の方の『本名と連絡先の開示許可』をもらっている状態という事です。
これで「複数交際なんて・・・わたしには無理!!罪悪感に耐えられなそう…」なんて心配をする必要はなくなりましたね?
お相手とは、名前と連絡先を相談所を通して教えあった関係にすぎません。恋人同士でもなんでもないんですから、他の方とお見合いして「良い人そうだからもう少し話してみたいな」と思ったとしても、罪悪感なんて感じる必要はありませんからね。
当時、結婚相談所に入社したばかりの初々しい私は、「複数交際OKっていうのが納得いかない!お相手だって自分以外の影を感じながら交際するのは嫌だろうし、比べられてる感が半端無さそうでモチベーション下がりそう…」という考えをもっていて、どうもこのシステムに納得いっていない自分がいました。そこで、ある時、先輩アドバイザー(50歳の大ベテラン)に、自分の意見をぶつけてみたんです。
ちょっと複数交際を斡旋するのが抵抗あるんですけど・・・(;'Д')
と(笑)
その時の先輩方の意見はこうでした。
出会ってまだお互いにそこまでの気持ちが無い状況で、たった一人の相手としか向き合えなかったら、結果的に「結婚相手として意識できなかった」場合、一日でも早く結婚したいと思っている方にとって貴重な時間が無駄になってしまう、と。
せっかく色々な方と出会ってコミュニケーションをとれるチャンスがあるのが結婚相談所なのに、もし、二人の人と同じ日にお見合いをして、両方の方ともう一度話してみたいと思ったのに、そのどちらかの人としか「もう一度話せない」としたらどうか。もしかしたら選ばなかったもう一人の人との方が相性が良い可能性だって大いにあるわけで。
いや、ほんとにその通りです。
そう、私もやっぱり結婚相談所に入社するまで、結婚相談所の「交際」というものを正しく理解してなかったんですよね(^^;)
結婚相談所の『複数交際』のメリットは、「良い感じの人だったな、もう一度会ってみたいな」と思えた相手が複数いた場合、全ての人に対して「とりあえずもう一度会ってみよう」が叶うことです。これは別に軽薄とか浮気とかそういうものではありません。
多くの人は、たった一度会った相手に対して「NO」は意外と簡単に判断できるのですが、「YES」はよくわからないんですよ。例えば初めて会った相手に対して「信用できるか」「信用できないか」と言われたって…正直「わからない」ですよね?なので、もしかしたらYESかもしれない人を「NO」にしないために、この『複数交際』システムがあると私は思っています。
とりあえず「YES」することができるのが、この複数交際のメリット!
もし、これが、最初から「同時期に向き合う相手は一人のみ」だったとしたら、気軽にYESは出せなくなってしまいます。
もちろんお相手も同じようにYESしてくれないとそもそも会えませんが、自分にYESをくれた相手は、少なくても自分と同じように「もう一度会いたい」と思ってくれた相手ですから、そう思ってくれている複数の相手と交流する機会を得られるのは、結婚相手を見つける為には最高に良い環境だと思います。
そして、何人かの方と会っていると、だんだんと自分の気持ちに変化が生じてくるものです。
そう、Aさんには忙しくてもなんとか会う時間を作ろうとしているけど、Bさんからのお誘いには仕事を優先しがちだな、とか。
複数交際といっても、全ての相手に同じように対応できるわけではないので、最初は自分でもよくわからなかった相手への気持ちが、自然とわかってくるのも大きなメリットです。
結婚相談所では、本当に多くの方からお見合いで「YES」をもらえる、いわゆる「モテモテ」状態に陥る方が結構います。本人もとても人柄がよく、見た目もちゃんとしているので、お見合いで初めて会った段階では、お断りをされないんですよね。
ただ、この方がお相手に対して「まずは一度会ってみよう」というとても前向きな方だった場合、本当に多くの方と交際が成立してしまうケースがあるんです。
多い時は10人くらいとか(笑)
いや、ほんと、ある意味お気の毒というか・・・
ご本人も入会したてで、自分がどのくらい需要があるかなんてわかりませんので、まさかこんなことになるとは思わなかったというケースがほとんどです。
こうなると、人数が多すぎて、全てのお相手とうまく会う時間が作れなかったり、どの方とも少しづつしか会えないので、なかなか進展しない…最悪、相手とのメールなどのやりとりが億劫になって、スルーしてしまったり。そうなると、せっかくの交際成立したお相手から「連絡がぜんぜんとれない」「メールをしても返信がこない」「なかなか会えない」という理由でお断りされてしまうこともあります。
また、相手が多すぎて選べない…という方もいますね~。
意外とイケメン君や美人さんは、ながーく結婚相談所に在籍していたりするんですよ?
紹介はたくさん出るし、交際もバンバン成立するけど、相手を選べないというパターンです。
こういう場合は、担当アドバイザーが「なんとか誰かに決めましょう」と色々サポートしますが、
まぁ、なかなか難しいです。このお話はまた別の機会に(笑)
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